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第1回 多摩湖町で新家の未来を語る会

  • 2025年11月15日

2025年11月15日、多摩湖ふれあいセンターで「新家の未来を語る会」が開かれ、地域住民や行政関係者など12名が参加しました。古民家「新家」は長年空き家として扱われてきましたが、所有者のアートへの関心をきっかけに、市・大学・民間企業と連携して再生を目指す「新家プロジェクト」が始動しています。

会ではまず、東村山市地域創生部シティセールス課高木係長より、東京都の補助金を活用した建物改修や人材育成の方針、そして運営管理の未来社中小川氏からは“食・アート・自然”を軸にした活用構想が説明されました。

一方、住民からは昼はカフェやワークショップ、夜は小さな居酒屋、庭では焚き火や流しそうめん、市民農園など、地域が気軽に集える多機能拠点をとしての期待が語られました。「地域に飲食店がないので期待している」「子どもが安心して遊べる場になると嬉しい」といった前向きな声のほか、「駐車場不足」「維持管理の負担」「補助金終了後の運営」など現実的な課題も挙がりました。

今後は、庭づくりワークショップや地域イベントとの連携、観光ルートの検討などを進め、2027年からの自立運営を目指します。

会の締めくくりに、斎藤会長が「この家は地域の財産。みんなで守り育てたい」と語ると、温かな拍手が会場を包み込みました。

新家は行政や専門家だけでなく、地域の皆さんと一緒に育てていく“みんなの拠点”です。関わり方は小さな一歩からでも大歓迎です。ともに新家を盛り上げる仲間をお待ちしています。

合同会社未来社中 小川
東村山市地域創生部シティセールス課

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